第8回レジオネラ対策シンポジウム

日 時

平成16年12月2日(木) 13:30〜16:30

場 所:

(東京)大井町きゅりあん(品川区総合区民会館)

参加者:

正会員69名  一般31名

テーマ:
1.入浴施設レジオネラ属菌対策の重点ポイント
―静岡県レジオネラ・プロジェクト研究からの提案―

静岡県環境衛生科学研究所 杉山寛治 先生

静岡県では、重要な課題に研究予算と研究員を重点投入するプロジェクト研究として実証 浴槽試験装置を設置し浴槽水の衛生管理方法の確立のための研究に取り組んでおられます。
実証モデル浴槽における知見とこの研究に基づいて今年4月より静岡県公衆浴場施行条例等に盛り込まれた効果的なレジオネラ殺菌法についてご紹介いただきます。

2.レジオネラ属菌のすみか―バイオフィルムを考える―

麻布大学環境保健学部 微生物学研究室 古畑勝則 先生

レジオネラ属菌はアメーバ・バイオフィルムと密接な関係にあります。
今回レジオネラ 属菌から見た「バイオフィルム」の生態について貴重な研究成績よりご講演いただきます。
合わせて,レジオネラ属菌の検出方法,浴槽水等の検査項目の意味合いについても解説 していただきます。

開催報告:

12月2日(木)午後1時より、会員69名、一般31名、あわせて100人がお集まりいただき、東京都品川区立総合区民会館「きゅりあん」にて本年度最後のシンポジウムを開催しました。

 

 

まず、尾崎理事から開会の宣言と当日スケジュールのご案内を行ないました。

 

 

続きまして中島会長より、午前中行われた定期総会の報告と、皆様へ本年度の当協議会の活動にご協力いただきました御礼を申し上げました。

 

 

最初のプログラム「入浴施設レジオネラ属菌対策の重点ポイント」を静岡県環境衛生科学研究所の杉山先生より、実証モデル浴槽における知見とこの研究の検証結果をご紹介いただきました。

 

 

休憩後、株式会社フォーティーファイブの又木様より、最新情報と致しましてパソコンを使用した新しい衛生管理システムのご紹介がありました。

 

 

休憩を挟みまして、テーマ「レジオネラ属菌のすみか―バイオフィルムを考える ―」を麻布大学環境保健学部 微生物学研究室の古畑先生より、「バイオフィルム」の生態について貴重な研究成果からのご講演をいただきました。

   

最後の質問コーナーでは参加者の方々から様々なご質問、ご意見が飛び交い、シンポジウムは盛況のうちに終了いたしました。

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